泌尿器科(人工透析)
泌尿器科(人工透析)のご案内
当院の透析治療は、最新の透析システムを採用し、安全・快適・高度な透析医療を提供いたします。
地域医療に少しでも力となり、患者様方の日常生活の向上にお役にたてればと思っております。
当クリニックでは、皆様に安全で安心できる透析を受けて頂けるように丁寧な説明・対応を心がけています。
また、さまざまな合併症を抱えた患者様の状況変化に応じた対応が出来るよう患者様はもちろん、ご家族とも相談・協力しながらサポート出来ればと思っています。
透析療法について
透析療法は、腎臓が機能しなくなった際に、腎臓の代わり医療器械を利用して、血液をきれいにする治療法です。
治療の目的は、老廃物や余分な水分の除去すること、体内に不足している物質を補うことです。しかし、透析療法によって腎臓の機能を完全に補完されるわけではありません。透析療法を続けていく中で合併症などの問題が生じてくるのも事実です。
日常生活の中で様々な制限があり、注意していくことが必要となってきますが、透析を受けることで、ある程度普通に生活することが可能となります。
当院の透析治療の特徴
オンラインHDF(血液濾過透析)は通常の血液透析に比べ、より人間の腎臓に近い透析方法です。特に大きな分子量の尿毒素の除去に優れていますので、疲労感の軽減や、透析中の血圧安定、かゆみや下肢のいらいら、不眠の解消、食欲回復、肌の美白に効果があるといわれています。透析患者さまの長期合併症を予防することができ、生命予後の改善が期待できます。当院では、全てのベッドにオンラインHDF承認装置を備えておりますので、どなたでもオンラインHDF(血液濾過透析)を受けることができます。
②徹底した透析液の清浄化に努めます。
汚染された透析液で透析を行っていると、栄養状態の悪化、貧血の進行、炎症や動脈硬化などさまざまな合併症をもたらします。当クリニックでは、東レ・メディカル社製透析システムを導入し、エンドトキシン捕捉フィルタを、逆浸透法精製水製造装置に3本、透析液供給装置に2本、ベッドサイドの各コンソールに2本の計7本設置し、徹底した透析液の清浄化に努めます。また毎月全てのコンソールのエンドトキシン測定と生菌数検査を行い、水質汚染の早期発見に努めます。
③患者さまのプライバシーに配慮します。
隣のベッドの間隔も1m以上とゆったりとりました。また、普段の診療においてもその患者さまだけに聞こえるよう、話し声の大きさにも注意いたします。
④透析時間を快適に過ごせるよう提案いたします。
透析は、少なくとも4時間以上ベッドの上で治療を受けなければなりません。この時間を、退屈な時間から少しでも楽しい時間に変えることができるよう、ホテルや飛行機の国際線にあるようなVOD(ビデオオンデマンド)システム「ぽぽら」を導入しました。80作品以上の映画を御自分のお好きな時間に鑑賞することができます。もちろん毎月、続々と新作が更新されます。 Wi-Fiも完備しましたので、お持ちいただいたノートパソコンやスマートフォン・タブレットなどで気軽にインターネットに接続できます。
⑤自家発電機を設備しております。
当院では、患者様が安心して治療を受けていただけるよう、自家発電機を完備しております。災害時や非常時においても、停電することなく透析治療を継続できるため、万全の体制でサポートいたします。いつでも安定した医療環境を提供することをお約束します。